在宅ワークと子育ては両立できる?しんどい理由と、2児ママの私が出した答え
在宅ワークは、通勤がなくて家で働けるぶん、子育てとも両立しやすそうに見えますよね。
私も実際に、子どもを育てながら在宅で働いています。
でもやってみると、家にいるからラクというわけではなく、仕事・家事・育児の境目があいまいになったり、子どもの予定や体調不良で思うように進まなかったりと、しんどさを感じる場面もたくさんあります。
「在宅ワークなら子育てしながらでも続けやすいのかな」
「実際、両立ってできるの?」
そんなふうに気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、在宅ワークと子育ては本当に両立できるのか、しんどいと感じやすい理由、そして2児ママの私が実際に感じていることをまとめます。
きれいごとだけではない、リアルな感覚を書いているので、これから在宅ワークを始めたい方や、今まさに両立の難しさを感じている方の参考になればうれしいです。
在宅ワークと子育ての両立はできるの?
結論からいうと、在宅ワークと子育ての両立はできます。
ただし、思っているよりずっと大変で、誰でも同じようにうまくいくわけではありません。
在宅ワークは通勤がないぶん、子どものいる家庭と相性がよさそうに見えます。
実際、外で働くより調整しやすい部分もあります。子どもの予定に合わせやすかったり、家にいながら働けたりするのは、大きなメリットです。
でもその一方で、家で働くからこその難しさもあります。
仕事と家事と育児の境目があいまいになったり、子どもの予定や体調不良で仕事が崩れたり、集中したくても思うように時間が取れなかったり。
「家にいるのに、なんでこんなに大変なんだろう」と感じることも少なくありません。
つまり、在宅ワークと子育ては「できるか・できないか」の単純な話ではなく、
仕事の種類、子どもの年齢、家庭の状況によって大きく変わるものだと思っています。
在宅ワークと子育ての両立がしんどいと感じる理由
仕事と家事と育児の境目があいまいになりやすい
在宅ワークのしんどさのひとつは、仕事・家事・育児の境目があいまいになりやすいことです。
家にいると、洗濯物、食事の準備、片付けなど、やることが常に目に入ります。
外で働いていれば物理的に切り替えられることも、在宅だとそうはいきません。
「仕事中なのに洗濯物が気になる」
「家にいるのに、子どもの相手が十分できていない気がする」
そんなふうに、何をしていても中途半端に感じやすいのが、在宅ワークの大変さだと思います。
特に子どもから見ると、家にいる親は「今話しかけてもいい人」「困ったらすぐ頼れる人」に見えやすいです。
こちらは仕事中でも、子どもにとってはそうではないことも多く、切り替えの難しさにつながります。
子どもの予定や体調で、仕事の計画が崩れやすい
子育て中は、子どもの予定で仕事の計画が崩れやすいです。
学校行事、習い事、送迎、長期休み、急なお迎え、体調不良。
子どもがいると、自分の都合だけで1日を組み立てるのは難しくなります。
特に大きいのが、体調不良です。
子どもが熱を出した日には、仕事の予定どおりに進めるのはかなり難しくなります。
家にいるから仕事できそうに見えても、実際には看病や機嫌の対応があるので、集中して作業できるとは限りません。
在宅ワークは柔軟に見える反面、予定が崩れたときに立て直す力が必要だと感じます。


家にいるのに“仕事に集中できる環境”とは限らない
在宅ワークというと、家で落ち着いて働けるイメージを持たれがちですが、実際にはそうとも限りません。
家は生活の場でもあるので、静かな仕事専用空間があるとは限らないし、子どもが家にいる時間帯は中断も多くなります。
「今やろう」と思ったタイミングで話しかけられたり、予定外の用事が入ったりして、集中が途切れることもよくあります。
特に子どもが小さいうちは、まとまった時間を取ること自体が難しいです。
少し作業しては中断、また戻ってきて再開、という細切れの働き方になりやすく、思った以上に疲れます。
ひとりで全部やろうとすると負担が大きくなりやすい
在宅ワークと子育てがしんどくなる大きな理由は、全部をちゃんとやろうとしてしまうことにもあると思います。
仕事も進めたい。
家のこともきちんとしたい。
子どもにも丁寧に関わりたい。
そう思うほど、負担はどんどん大きくなります。
真面目な人ほど、「家にいるんだから家のこともやらなきゃ」「在宅なんだから融通がきくはず」と自分に厳しくなりやすい気がします。
でも実際には、仕事も家事も育児も全部を毎日100点でこなすのはかなり難しいです。
在宅ワークと子育てを両立するには、頑張る力だけでなく、どこで力を抜くか、何を後回しにするかも大事だと感じています。
在宅ワークと子育ての両立に向いている人・向いていない人
働く時間を調整しやすい仕事かどうか
在宅ワークといっても、どんな仕事でも子育てと両立しやすいわけではありません。
たとえば、自分で作業時間を調整しやすい仕事や、締切までに進めればよい仕事は、比較的子育てと相性がいいです。
一方で、決まった時間に常に対応が必要な仕事や、急な呼び出しに応じる必要がある仕事は、子どもの予定に左右されやすくなります。
「在宅でできるか」だけでなく、
子育てしながら続けやすい働き方かどうかまで見ることが大事だと思います。
完璧を求めすぎない考え方ができるか
在宅ワークと子育てを続けるうえでは、完璧を求めすぎないことも大切です。
毎日理想どおりに回るわけではないので、
「今日はここまでできれば十分」
「今はこのくらいでいい」
と考えられるかどうかで、負担はかなり変わります。
これは手を抜くという意味ではなく、現実に合わせて調整する力に近いと思います。
毎日100点を目指すより、60〜70点で続けられる形のほうが、長い目で見るとずっと大事です。
家族の協力や使える仕組みがあるか
家族の協力や、使える仕組みがあるかどうかも大きいです。
夫婦で役割分担ができているか。
子どもの生活リズムや習い事がある程度整っているか。
時短家電や便利なサービスを使えるか。
こうしたことの積み重ねで、在宅ワークのしやすさはかなり変わります。
全部を自分一人で抱え込む前提だと、どうしても苦しくなりやすいです。
小さなことでも「回りやすくする仕組み」があると、気持ちも実際の負担も違ってきます。

子どもの年齢や性格によっても大きく変わる
同じ在宅ワークでも、子どもの年齢や性格によって難しさはかなり変わります。
子どもが小さいうちは物理的に手がかかりますし、成長すると成長したで、学校、宿題、習い事、友だち関係など別の忙しさが出てきます。
兄弟がいるかどうかでも違うし、同じ兄弟でも性格が違えば、必要な関わり方も変わります。
「在宅ワークは子育てと両立しやすいらしい」と聞いても、
自分の家庭ではどうかはまた別の話なんですよね。
だからこそ、誰かの正解をそのまま当てはめるより、自分の状況に合わせて考えることが大切だと思います。
2児ママの私が感じた、在宅ワークと子育ての現実
毎日きれいに両立できるわけではない
実際にやってみて感じるのは、毎日きれいに両立できるわけではないということです。
うまくいく日もあれば、崩れる日もあります。
予定どおりに仕事が進む日もあれば、思ったほど何もできない日もあります。
SNSを見ていると、在宅ワークも子育ても上手に回しているように見えることがあります。
でも現実は、毎日余裕たっぷりというより、なんとか回している感覚のほうが近いです。
子どもが小さいほど、予定どおりに進まないことが多い
子どもが小さい時期ほど、予定どおりに進まないことが多いと感じます。
体調を崩しやすかったり、急に予定が変わったり、親の手が必要なことも多かったりして、「今日はここまで進めるはずだったのに」が起こりやすいです。
成長すれば少し楽になる部分もありますが、完全に手が離れるわけではなく、その時期なりの忙しさがあります。
だからこそ、在宅ワークと子育てを両立したいなら、
思ったより計画どおりには進まない前提で考えておいたほうが気持ちはラクです。
“両立できている日”より、“なんとか回している日”のほうが多い
これは正直な実感ですが、完璧に両立できている日より、なんとか回している日のほうが多いです。
でも、それでいいとも思っています。
毎日理想どおりにできなくても、少しずつ続けていけるなら十分意味があります。
「うまくできない=向いていない」ではなく、
子育て中はそもそもイレギュラーが多い。
そう考えるようになってから、気持ちがかなりラクになりました。
それでも在宅ワークを続けてよかったと思う理由
大変さはありますが、それでも在宅ワークを続けてよかったと思う場面も多いです。
通勤がないこと。
子どもの予定に合わせやすいこと。
自分で働き方を調整しやすいこと。
こうした点は、子育て中の私には大きなメリットです。
大変だから向いていない、ではなく、
大変さはあるけれど、それでも続ける価値がある。
今の私はそう感じています。
在宅ワークと子育てを両立したい人が、最初に知っておきたいこと
最初から理想の働き方を目指しすぎない
最初から「理想の在宅ワーク生活」を作ろうとしすぎると、苦しくなりやすいです。
子育て中は予定外のことが多いので、まずはきれいに整った形を目指すより、
今の生活の中で回せる形を作ることのほうが大切だと思います。
理想はあとから整えていけばいいので、最初は無理のない形を優先したほうが続きやすいです。
収入より先に、続けられる形を作ることが大事
在宅ワークを始めると、つい「どれくらい稼げるか」に意識が向きやすいです。
もちろん収入は大事ですが、子育て中はそれ以上に、続けられる形になっているかが大事だと感じます。
いくら魅力的な仕事でも、家庭との両立が難しくて続けられなければ、結果的に苦しくなってしまいます。
まずは無理なく続けられる土台を作って、その上で少しずつ広げていくほうが現実的です。

子育てと相性のいい仕事・悪い仕事がある
在宅でできる仕事だからといって、子育て中でもやりやすいとは限りません。
急な対応が必要な仕事、まとまった時間が必要な仕事、常に一定の稼働が求められる仕事は、家庭状況によってはかなり負担が大きくなります。
逆に、時間の融通がききやすい仕事や、自分のペースで進めやすい仕事は、子育てと相性がいい場合があります。
仕事選びの段階で、
自分の生活と合うかどうかを考えるのはとても大事です。

“向いていない”ではなく、今の条件に合っていない場合もある
うまく回らないと、「自分は在宅ワークに向いていないのかも」と思ってしまうことがあります。
でも実際には、能力の問題というより、今の家庭状況や仕事の条件に合っていないだけの場合も多いです。
子どもの年齢、家族の協力、仕事の内容、働く時間帯。
こうした条件が変わるだけで、やりやすさも大きく変わります。
だから、今つらいからといって、すぐに「向いていない」と決めつけなくてもいいと思います。

私が出した答え|在宅ワークと子育ては両立できる。でも楽ではない
私が今出している答えは、
在宅ワークと子育ては両立できる。でも決して楽ではない
ということです。
家にいるから簡単、好きな時間に働けるから余裕、というものではありません。
実際には、気持ちの切り替えも、時間の確保も、予定変更への対応も必要です。
それでも、自分に合う仕事を選んで、家庭に合わせて形を調整しながらなら、続けていくことはできると思っています。
毎日完璧でなくてもいいし、なんとか回している日が多くてもいい。
そのくらいの気持ちでいたほうが、在宅ワークと子育ては長く続けやすい気がします。
具体的な工夫は別記事でまとめています
今回は、在宅ワークと子育ての両立がしんどい理由や、私なりの考えを中心にまとめました。
実際に私がやっている具体的な工夫については、別の記事で詳しく書いています。

「どう考えればいいか」だけでなく、
「実際にどう工夫しているか」も知りたい方は、こちらもあわせて読んでみてください。

